0120-054-273マンションのトイレリフォームにかかる費用は？注意点も解説
マンションでリフォームをするときは管理組合に許可を得るなど、一戸建てにはないルールがあります。では、リフォームにかかる費用は一戸建てとマンションで違いはあるのでしょうか。
今回は トイレ交換・リフォームをテーマに、マンションで工事をする場合の費用相場や注意点を解説します。
費用の目安やリフォーム時に気をつけたいことを理解して、スムーズにトイレリフォームを進めていきましょう。
マンションのトイレリフォームにかかる費用
結論からいうと、一戸建てもマンションも、トイレリフォームにかかる費用に大きな差はありません。
トイレ本体のみの交換（洋式トイレを新しい洋式トイレにする場合）の費用相場は以下のとおりです。
| トイレの種類 | 費用（※） （便器＋便座＋工事費の合計額） |
| 組み合わせ型 | 15～18万円 |
| タンク一体型 | 23～41万円 |
| タンクレス型 | 35～53万円 |
トイレ本体の工事と合わせて、床や壁の張り替え、収納棚などを設置する場合は、以下のように追加で費用がかかります。
| トイレ本体以外のリフォーム | 追加でかかる費用 |
| 床の張り替え | 2万円 |
| 床＋壁の張り替え | 5万円程度 |
| アクセサリー／収納棚等の設置 | 2万～5万／～30万円 |
アクセサリーや収納棚等の設置に2万～30万の幅がある理由は、タオルかけや紙巻器などの小物の設置であれば安価で済み、収納スペースやカウンターを設置する場合は高額になるためです。
上述のとおり、トイレリフォームにかかる費用はマンションと一戸建てで大きな違いはありませんが、マンションの場合のみ発生する費用もあります。次の項目で詳しく見ていきましょう。
トイレ交換の費用相場については、こちらの記事で詳しく解説しています。
トイレ交換の費用はどのくらい？種類や工事で変わる相場をチェック！＞＞
排水方式別の費用
トイレの排水方式には「壁排水」と「床排水」の2種類あり、どちらのタイプかによって若干費用が異なります。
両者の違いを簡単に説明すると、排水管が見えるのが壁排水、排水管が見えないのが床排水となり、マンションでは壁排水が一般的。
壁排水のほうが数千円～1万円程度高い傾向にあるため、お住まいのマンションが壁排水の場合は、多少費用がアップします。
ただし、マンションによっては床排水のところもあります。以下の図を参考にして確認してみましょう。
搬入費用
マンションの場合、設備を運ぶための搬入費用が別途かかることがあります。 搬入経路や距離によって異なりますが、おおむね1～2万円程度が目安です。
搬入費用が発生するケースとして多いのが、エレベーターのないマンションの上階に搬入する場合です。人員や作業量が増えるため、その分の費用が上乗せされます。
搬入費用が見積もりに記載されているか確認しておきましょう。
マンションのトイレリフォームにおける注意点
トイレリフォームが初めてのリフォームという方は少なくありません。不要なトラブルを避けるためにも、マンションのトイレリフォームおよびリフォーム全般の注意点を見ていきましょう。
マンションの大家・管理組合の許可を取らなければならない
分譲マンション（持ち家）の場合は、管理組合に申請してから工事を行なうのが一般的。マンションの管理規約でリフォームの可否、条件等を定めているため、事前に確認しておきましょう。
ただ、トイレ交換やトイレ室内の内装工事は問題なく行えることがほとんどです。
賃貸物件の場合は住宅の所有権は大家にあるため、トイレリフォームを行ないたい場合は必ず大家または管理会社に許可を得てください。
経年劣化などによりトイレリフォームが必要と認められた場合は、大家や管理会社が工事費用を負担することもあります。
マンションはトイレを増設できない
トイレ交換や内装リフォームは問題なく行なえても、トイレの増設あるいは移動は基本的にできません。マンションは配管の移動が難しく、管理規約で禁止されていることが大半です。
マンションでリフォームが認められるのは専有部分（部屋内）となり、共用部分のリフォームは認められていません。
トイレは部屋内にあるため専有部分ではありますが、配管が通るパイプスペースは共用部分とされています。そのため、配管の移動を伴うトイレの増設は原則不可となっています。
浴室やキッチンの移動も、同様の理由でリフォーム対応できないことがほとんどです。
タンクレスタイプは設置できない場合がある
給水圧力が低いマンションの場合、タンクレスタイプのトイレを設置できないことが多いです。
特に階数が上がるほど圧力は低くなるため、「〇階以上のタンクレストイレの設置は受け付けていない」といったマンションもあります。
しかし、最近では水道圧力の調整ができるタンクレストイレも販売されています。設置の可否は管理組合に確認するとともに、トイレに詳しいリフォーム会社に相談するようにしましょう。
駐車スペースの確保が必要
マンションの場合、基本的に自由に使える駐車スペースに限りがあるため、リフォーム時の車両を停めるスペースを確保しておく必要があります。
来客用駐車スペースを利用するなどの方法もありますが、事前の許可が必要です。工事の日程や所要時間が分かったら、管理組合に相談することをおすすめします。
あるいは管理組合にリフォームを申請する際、工事車両の駐車に関する指定がないか確認しておくとスムーズです。
マンションの駐車場を利用できない場合は、近隣の有料駐車場を利用するケースもあります。
実績のある業者に依頼する
業者によって工事の得意・不得意は異なります。 一戸建てとマンションでは構造が違うため、マンションリフォームの実績のある業者を選んだほうが安心です。
業者を選ぶときは、ホームページの施工事例にマンションのリフォーム実績があるかを確認しましょう。
鈴与ホームパルは一般家庭のマンションリフォームをはじめ、賃貸マンションのフルリノベーションの実績もございます。
もちろん、マンションのトイレリフォームも多数手掛けておりますので、お気軽にご相談ください。
当社の施工事例はこちらのページからご覧いただけます。
近隣住民への周知
リフォームでは工事車両や職人の出入り、工事音の発生などによって、ご近所に少なからず影響を及ぼします。近隣住民への配慮が足りないと、トラブルに発展してしまうこともあるため注意が必要です。
住民間のトラブルを避けるためにも、工事の1週間前までに近隣住民にリフォームの挨拶をしておくことをおすすめします。
工事前に業者が挨拶に回ってくれることが多いですが、ご自身でも挨拶することが大切です。
隣家との距離が近いマンションでは、特に注意したいポイントです！
マンションのトイレリフォームにかかる費用のまとめ
ご紹介したとおり、トイレリフォームにかかる費用はマンションと一戸建てとで大きな差はありません。しかし、マンションのみにかかる費用や注意点は少なからず存在します。
鈴与ホームパルでは、マンションでリフォームする際の注意点を踏まえ、適切なご提案・アドバイスを心がけています。
トイレを新しくされたお客様からは「掃除がしやすくなった」「おしゃれになって嬉しい」「高齢の親も安心して利用できるようになった」など、お喜びの声をいただいています。
皆様が楽しくリフォームできるようサポートさせていただきますので、トイレリフォームをお考えの際はどうぞお気軽にご相談ください。
