LIXILのキッチンの特徴とは?シリーズや価格帯などをチェックしよう
システムキッチンを新しくするにあたって、メーカーや気になるキッチンの種類から選ぶのも良いですが、どの商品にするか迷ってしまうものです。
あらかじめメーカーの特徴や種類などを把握しておくことで、理想のシステムキッチンを見つけやすくなるでしょう。
今回は内装建材も幅広く取り扱う「LIXIL」のキッチンの特徴について紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
LIXILのキッチンの種類
LIXILのシステムキッチンには大きく分けて、3つのシリーズがあります。
シリーズ | 価格帯 ※メーカーの参考価格(税抜) |
シエラS | 586,500円~ |
ノクト | 783,500円~ |
リシェルSI | 1,110,000円~ |
価格帯で見た際、「シエラS」が最もリーズナブルで、「リシェルSI」が高価格帯のシリーズになります。
それぞれのシリーズによってキッチン全体の雰囲気が異なります。たとえば、ノクトは北欧風の可愛らしい印象があるのに対して、リシェルSIは洗練された雰囲気があります。キッチンは毎日使う場所になるので、インテリアに合うものや理想とする空間にあったデザインを選ぶといいでしょう。
LIXILのキッチンの特徴
LIXILのキッチンの特徴を表にまとめました。なかでも、セラミックのワークトップやハンズフリー水栓あたりはお客様からも好評をいただくことがある機能です。
それぞれについて詳しく確認していきましょう。
TOTOのキッチンの特徴 | 詳細 | 対象シリーズ |
セラミックワークトップ | セラミックを使用したワークトップで、 耐熱性・耐久性・お手入れのしやすさに優れている | リシェルSI |
Wサポートシンク /ひろびろWサポートシンク | シンクに上下左右のレールがあり、 調理や片づけを効率的に作業できるシンク | ノクト リシェルSI |
ナビッシュハンズフリー水栓 | 手や物を感知して、 自動で水が吐水・止水する水栓 | シエラS ノクト リシェルSI |
よごれんフード | 10年間お手入れ不要のファンと、 サッと拭きとって洗うだけの お手入れ簡単なレンジフード | シエラS ノクト リシェルSI |
らくパッと収納 | 扉が斜めに傾くためパッと出し入れができる 調理する人の動線を考えた収納 | リシェルSI |
コンセント | 手の届きやすい位置に設けられた2口コンセント | シエラS ノクト リシェルSI |
セラミックワークトップ
【対象シリーズ】
・リシェルSI
ハイグレードのリシェルSIシリーズには、セラミックワークトップが採用されています。
耐熱性に優れており、フライパンや鍋を直接置いても変色・変形しにくいです。表面硬度が高く耐久性にも優れており、金属などでこすってもキズがつきにくいです。
また、調味料のような液体も染み込みにくいため、サッと拭くだけで簡単にお手入れができます。焼きものならではの味わい深いデザイン性と機能性の高さを兼ね備えていると言えるでしょう。
カラーバリエーションは5色あるため、インテリアやキッチンの雰囲気にあわせて選べますよ。
Wサポートシンク・ひろびろWサポートシンク
【対象シリーズ】
・ノクト
・リシェルSI
Wサポートシンクは、シンクに設けられた上下左右のレールを活用することで、調理や片づけ作業の効率をグッと上げられます。
レイアウトやプランによって対応するシンクの種類は異なりますが、以下のいずれかの選択が可能です。
・約79cmの「Wサポートシンク」
・約94cmの「ひろびろWサポートシンク」
また、上段で野菜を切り、下段にボウルをセットしておくことで、野菜をすぐに移動できます。このように上下段をうまく活用することで、片付けも調理と並行して進めることができ、段取りよく進められるでしょう。
ナビッシュハンズフリー水栓
【対象シリーズ】
・シエラS
・ノクト
・リシェルSI
ナビッシュハンズフリー水栓は、手やお皿などを近づけると自動で水が出て、遠ざけると止水するタッチレス水栓です。上部センサーに手をかざせば、連続して水を流すこともできます。
また、タッチレス水栓のセンサーでは感知しづらかった黒い物やバットのような鏡面仕上げの製品、ガラスのコップなども感知できます。泡のついた手で蛇口に触れずに済むので、衛生面でも安心です。
よごれんフード
【対象シリーズ】
・シエラS
・ノクト
・リシェルSI
よごれんフードは、内部にあるディスクが高速回転することにより、油分を集め、ファンやフード内部が汚れにくい構造になっています。お手入れが面倒なファンやフードに汚れが届きにくいため、掃除に手がかかりません。
また、お手入れが必要な整流板とオイルトレーは、フッ素塗装が施されており、汚れがスルッと落ちるので掃除の時間を短縮できます。
さまざまなキッチンレイアウトに対応しており、下記のような取り付けタイプがあります。
・本体の後ろ側を壁付けにするタイプ
・側型を壁付けにするタイプ
・吊るすタイプ
収納
【対象シリーズ】
・リシェルSI
システムキッチンの収納力はどのメーカーも力を入れているポイント。
LIXILの収納はテコの原理を応用し、引き出しを開けるときに必要な力を30%カットしています。扉が斜めに傾くことで、姿勢をほとんど変えずに中に入っているアイテムを出し入れできるので、体に負担がかかりません。
取っ手も握りやすい設計で、年配の方でもラクに開閉できます。
収納力はもちろん、定位置管理がしやすい設計になっているので、まさに使う人のことを考え抜いた収納と言えますね!
コンセント
【対象シリーズ】
・シエラS
・ノクト
・リシェルSI
LIXILのキッチンにはワークトップの近くにコンセントが設置されています。ブレンダーやミキサーなどの調理家電を使う際に起きがちな「コンセントが遠い」といった心配がありません。手前側に設置されているため、サッと差し込むことができ、調理中にコードが邪魔になることもないでしょう。
バリエーションとしては取っ手のカラーに合わせた3種類のラインナップがあり、キッチン本体のデザインに合ったものを選べます。
LIXILのキッチンの空間イメージ
LIXILは内装建材を豊富に扱っていることもあり、キッチン空間全体をデザインしやすい点が強み。キッチンのみならず、LDK全体のリフォームも得意としています。
システムキッチン本体もシリーズ問わず、扉や取っ手のデザインの選択肢も多く、自分好みの空間に仕上げやすいでしょう。
デザイン | シエラS | ノクト | リシェルSI |
扉デザイン | 9シリーズ(28色) | 12シリーズ(40カラー) | 19シリーズ(53色) |
取っ手デザイン | 3シリーズ(3色) | 5シリーズ(3色) | 6シリーズ(3色) |
ここからは、シリーズごとの空間デザインのイメージ例をご紹介します。
■シエラS
つやのある木目調のデザインがお部屋全体に高級感を演出しています。ほどよくひらけたセミオープンカウンターキッチンは調理に集中できるとともに、孤立感をおさえているのもポイントです。
■ノクト
こちらのキッチンは、白を基調とした北欧系のデザインが魅力。淡い色で統一することで、ひろびろとした空間を演出しています。フローリングなどの内装建材との組み合わせもピッタリで、LIXILならではの強みがわかるデザインと言えるでしょう。
■リシェルSI
木目デザインとワークトップをシックな濃色に統一することで、高級感のあるキッチンに。コンロ側の壁面も色合いを合わせることで、より一体感のある雰囲気に仕上がっています。
このほかにもLIXILのホームページではキッチンイメージを確認できるので、気になる方はチェックしてみてください。
LIXILのキッチンまとめ
今回は、LIXILのシステムキッチンを紹介しました。内装建材を幅広く取り扱っていることもあり、デザインやカラーも豊富なため、キッチンの空間デザインにこだわりたい方におすすめです。
キッチンリフォームではデザイン性はもちろんですが、機能性も重要なポイント。せっかくリフォームするなら今あるキッチンのお悩みを解決して、理想のキッチンを完成させましょう。
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