TOTOのシステムキッチンの特徴を徹底解説！

キッチンを選ぶ際、どのメーカーのどんな商品を選べばいいか迷いますよね。メーカーによって特徴や価格帯が異なるので、あらかじめ理解しておくと判断しやすいでしょう。

システムキッチンにはさまざまなメーカーがありますが、「TOTO」はキッチンやお風呂、トイレなど水まわりにおいて総合力があるメーカーになります。今回はTOTOのシステムキッチンの特徴をご紹介します。

TOTOのキッチンは2シリーズ

TOTOのシステムキッチンは「ザ・クラッソ」「ミッテ」の2シリーズ。他メーカーよりもラインナップは多くありませんが、トイレやお風呂といった水回りを数多く手がけてきた技術が光る、使い勝手の良いキッチンです。

ザ・クラッソ	価格帯：110万円〜※
ミッテ	価格帯：83万円〜※

■ザ・クラッソ

■ミッテ

ザ・クラッソはミッテよりも機能性が高く、美しさと高級感のあるデザインが特徴的。2023年には「レッドドット・デザイン賞」という国際的な賞を受賞しています。そのなかでも、全応募アイテムの2％未満にしか与えられない「ベストオブベスト」にも選出されており、高いデザイン性が評価されています。

ミッテはクラッソよりも低価格帯ながらも機能性・デザイン性が高く、シンプルで使いやすいのが魅力です。

TOTOのキッチンの特徴

ここからは、TOTOのキッチンの特徴について紹介します。TOTOが得意とする、水まわりの機能が充実しており、特に「水ほうき水栓」と「きれい除菌水」は評価が高く、多くのお客様に喜ばれる機能です。

TOTOキッチンの特徴と対応しているシリーズを下記にてまとめました。シリーズによって搭載されている機能の仕様が異なるものもあります。

TOTOのキッチンの特徴	詳細	対象シリーズ
きれい除菌水	シンクや網かご、まな板、 包丁などにふきかけることで ヌメリやニオイを抑えられ、除菌ができる	ザ・クラッソ
クリスタルカウンター	当たる光によって表情を変える上質なカウンター	ザ・クラッソ
水ほうき水栓	ほうきのような幅広なシャワーで使いやすく、 節水性も高い	ザ・クラッソ （タッチレス水ほうき水栓LF） ミッテ
すべり台シンク	シンクの底、排水口、網かごに傾斜を持たせており 流れやすくキレイを保ちやすい	ザ・クラッソ （スクエアすべり台シンク） ミッテ
レンジフード	10年間お手入れ不要のファンと、 サッとひと拭きできる凸凹の少ない形状で、 お手入れラクラク	ザ・クラッソ （ゼロフィルターフードeco） ミッテ （スーパークリーンフードLED）
収納	収納力があり、 物の出し入れのしやすさを追求した収納	ザ・クラッソ （たっぷりラクラク収納） ミッテ （センターラインキャビネット）

きれい除菌水

きれい除菌水はザ・クラッソに搭載されており、他メーカーにはないTOTOの特徴的な機能です。

きれい除菌水は、水に含まれる物質を電気分解して作られる除菌成分になります。安全性に優れ、シンクや網かごのみならず、包丁やまな板といった調理器具にも使えるため、キレイを長持ちできる点も嬉しいポイントです。

またタッチレスになっているため、水栓を汚しにくく、清潔に保てます。

クリスタルカウンター

■柄入り

■単色

クリスタルカウンターは、自然光や照明など、当たる光ごとに表情を変える上質なカウンター。耐熱性や耐久性にも優れており、シミにもなりにくいです。もし、シミや傷がついてしまったとしても磨いて落とせるため、キレイな状態を長く保つことができます。

クリスタルカウンターには柄入りと単色があり、それぞれ5種類のデザイン・カラーバリエーションから選べるため、お気に入りのデザインを見つけられるでしょう。

カラカッタカロレ	白凪（しらなぎ）	霞（かすみ）	葉の音（はのね）	花吹き（はなぶき）
クリスタルスノー	クリスタルグレー	クリスタル グレージュ	クリスタル ペールグリーン	クリスタル ライトピンク

水ほうき水栓

水ほうき水栓は、名前の通りほうきのような幅の広いシャワーのような仕組みになっており、水ハネのしにくさと洗浄力の高さに定評があります。他メーカーにもさまざまな水栓の形状がありますが、ほうき型なのはTOTOならではのデザインです。

ザ・クラッソはタッチレスで水の出し止めができ、ミッテはつま先にあるスイッチで出し止めできるため、どちらも水栓を汚す心配がありません。

また、水とお湯の境目で「カチッ」と音がなるため、水とお湯を適切に使い分けられます。この機能によって、従来型の水栓と比べて年間約7,000円もの節約効果がある（※）というデータもあります。

※TOTO調べ

すべり台シンク

すべり台シンクはシンク以外の、網かご、排水口に傾斜があるため、水や野菜くずなどがスイスイ流れます。

シンクと排水口に継ぎ目のない形状になっており、掃除がしやすいので汚れがたまりにくくなっています。ザ・クラッソはシンクの形状がスクエア型で、よりスタイリッシュな印象です。

前述した「キレイ除菌水」とあわせて、いつも清潔できれいなシンクを保つことができるでしょう。

レンジフード

TOTOのレンジフードは凸凹の少なく、拭き掃除のしやすさが魅力。搭載されているフィルターは、10年間ファンに汚れが蓄積しても必要な換気量を得られるほど、高い機能性を持ちます。

また、ザ・クラッソに搭載されているレンジフードは、省エネモーターとLED照明を採用しているため、消費電力を大幅に抑えられます。

収納

クラッソ、ミッテ、どちらのシリーズも大容量の収納に加えて、使いやすさにもこだわっています。

例えば、上段スペースには料理中に頻繁に使う包丁やラップを収納することで、サッと取り出せるのが魅力です。油類など背の高い調味料も収納でき、取り出すために屈む必要がありません。

下段にも深いスペースがあるので、大きめの鍋やライスボックスなど、使用頻度は多くないけれど必要なものを収納できます。

TOTOのキッチンの空間イメージ

どちらのシリーズもデザインやカラーのバリエーションが豊富なので、好みやご自宅の雰囲気にマッチしたものを見つけられるでしょう。

種類	ザ・クラッソ	ミッテ
扉デザイン	19シリーズ（60色）	6シリーズ（36色）
取っ手デザイン	8シリーズ（取っ手レスも含む）	4シリーズ（取っ手レスも含む）

【空間イメージ：ザ・クラッソ】
大理石調のクリスタルカウンターと、全体を白で統一したことにより、高級感を演出したデザイン。

【空間イメージ：ミッテ】
クラフトチックな木目柄とやわらかい色合いで、空間にやさしさと心地よさをもたらしたデザイン

ほかにも、ダーク調の木目でシックな印象を与えたり、石目柄で和モダンな雰囲気に仕上げたり。組み合わせ次第で、お好みの空間を作り上げることが可能です。

メーカーサイトではそれぞれのシステムキッチンの空間プランを考えられるので、お好みのデザインを見つけてみてはいかがでしょうか。

TOTOのザ・クラッソの空間プラン＞＞
TOTOのミッテの空間プラン＞＞

TOTOのキッチンまとめ

今回はTOTOのキッチンについて紹介しました。TOTOはキッチンを含めた水まわりの総合力が高く、安心感のあるトップメーカーです。基本機能はもちろん、TOTOならではの独自技術ももりこまれており、お客様からの満足度の高いキッチンです。

ホームパルでは、お客様からのヒアリングを大切にしています。リフォームの目的がまだはっきりしていない方でもキッチンに関するお悩みや理想をお伺いし、ご予算も踏まえて解決策をご提案いたします。

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