キッチンリフォームの事例まとめ!イメージを膨らませてリフォームを成功させよう
朝昼晩の食事のしたくに片づけと、キッチンで過ごす時間は案外長いものです。だからこそ、キッチンリフォームは絶対に成功させたいですよね。
そして、そのためには、リフォーム後のキッチンのイメージをしっかりとふくらませておくのがポイント。そこで今回は、キッチンリフォームの事例をご紹介します。
キッチンリフォームの施工例をチェック!
まずは、キッチンリフォームの実例集をご紹介しましょう。
費用、工期、こだわったポイントを実際の写真とともに掲載していますので、理想のキッチンのイメージづくりにお役立てください。
事例①キッチンとテーブルをとひと続きに
リフォーム理由 | ショールーム改装のため |
リフォーム内容 | システムキッチンの入れ替え |
費用 | 140万円 |
工期 | 7~10日(一般住宅の場合) |
こだわったポイント | 打ち合わせスペースを設けるために、システムキッチンとテーブルをひと続きにしました |
こちらは一般住宅ではなく、鈴与ホームパル藤枝店のショールームのリフォームとなります。
システムキッチンとテーブルをひと続きにして、キッチンを見ながら打ち合わせができるようにしました。システムキッチンとテーブルの高さを合わせるために、キッチンの床を1段下げたのがポイントです。
なお、キッチンとダイニングを横並びにするレイアウトには、
・料理を出したり、食器を下げたりする際の動線や時間を短縮できる
・リビング学習している子どもの様子がよくわかる
といったメリットがあります。
キッチンとダイニングを横並びにするレイアウトは、リビングの広さを確保しやすいのも魅力です。
事例②キッチンまわりを綺麗にして新規一転
リフォーム理由 | キッチンの経年劣化 |
リフォーム内容 | キッチンのレイアウト変更床材とクロスの変更 |
費用 | 約250万円 |
工期 | 14日間 |
こだわったポイント | ダイニングを見ながらお料理できるレイアウトにしました |
こちらは古くなったキッチンを新しくしたいというご依頼でした。「せっかくリフォームするなら対面式にしたい」というお客様のご要望で、L型キッチンをペニンシュラ型キッチンにしました。
また、もともとタイルだった壁はクロスに、床は重ね張りに変更。家族とコミュニケーションをとりながらお料理ができる、明るい空間に生まれ変わりました。
吊り戸棚をなくした分、収納キャビネットを設置して収納スペースを確保しています
事例③収納スペースを確保し、すっきりしたキッチンに
【Before】
【After】
リフォーム理由 | キッチンの経年劣化 |
リフォーム内容 | システムキッチンの交換内装リフォーム |
費用 | 150万円 |
工期 | 14日間 |
こだわったポイント | 食器や調理家電をきちんと収められるよう、収納スペースを確保しました |
モノが多くなりがちなキッチンは、いかに収納するかが悩みどころ。こちらのお客様も、キッチンの経年劣化に加えて、収納法に悩んでいらっしゃいました。
そこで、ほとんど使われていなかった引き戸をふさいで収納スペースを確保するようご提案。調理家電を収納できるキャビネットを設置しました。
リフォームにより、使いやすい・収納しやすいキッチンになりました!
事例④独立シンクと造作棚を作って希望のレイアウトに
【Before】
【After】
リフォーム理由 | キッチンの経年劣化 |
リフォーム内容 | キッチンのレイアウト変更 |
費用 | 200万円 |
工期 | 2週間 |
こだわったポイント | 造作棚を設置し、収納スペースを確保しました |
キッチンリフォームをするにあたり、お客様からは「ダイニングのほうを向いて作業をしたい」「モノが多いので、すっきり収納できるようにしたい」というご要望をいただきました。
シンク部分を独立させて、洗い物などをする際にはダイニングを向けるようにし、あわせて調理家電などの寸法に合わせた造作棚を設置しました。
造作棚の高さをシンクより高くし、ダイニング側からシンクが見えないようにしています。
事例から学ぶキッチンリフォームで押さえておきたい基礎知識
キッチンリフォームの事例集を見て、キッチンリフォームへの夢がふくらんだという方も多いのではないでしょうか。ここからは、キッチンリフォームを成功させるために押さえておきたいポイントを解説します。
失敗例から学ぶ成功の条件
キッチンリフォームを成功させるには、失敗例から学ぶことも大切です。
たとえば、コストや予算内に費用を収めるのは重要ですが、予算を意識しすぎてシステムキッチンだけを入れ替えたら、まわりの空間とちぐはぐになってしまうかもしれません。
キッチンリフォームは内装を変えるチャンスでもあります。費用を含め、リフォーム担当者に一度相談することをおすすめします。
また、動線についても考えておきたいところです。キッチンの動線を考える際は、買い物から帰ってきて食材をいったん置く場所や、勝手口の位置など、キッチンで普段どのように行動しているのかを考慮する必要があります。
ただ、打ち合わせでそのような情報を共有できていないと、「せっかくリフォームしたのに、以前よりも作業動線が悪くなって使いにくい…」といった事態が起きるかもしれません。
確認しておきたいポイント | ・図面の準備 ・優先順位を決める ・調理家電のスペースの確保 ・内装の変更 ・動線の確認 |
以下のページでは、キッチンリフォームでやりがちな失敗例をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
費用相場
キッチンリフォームでもっとも気になるのが費用ではないでしょうか。キッチンリフォームの費用は基本的に、キッチン本体と工事費で構成されています。
工事費はさらに、「既存キッチンの解体と設置費用」と「内装工事」に分かれ、以下が相場の目安となります。
項目 | 費用相場 |
キッチン本体(I型キッチン) | 40~60万円 |
既存キッチンの解体と設置費用 | 30万円 |
内装工事 | お客様の希望に合わせて変動 |
合計 | 70万円~ |
キッチンリフォームはどこまで追求するかによって、費用感は異なります。
食器棚や内装を含める場合は150万前後、最新のものにする場合は200万~250万、理想を追求される場合は300万ほどが目安になりそうです。
項目ごとの詳しい相場はこちらページでも詳しくご紹介しています。
キッチンリフォームの費用相場は?見積もりの注意点もチェック!>>
工期の目安
キッチンリフォームには、電気・ガス配管・給配水管工事も必要です。リフォームの規模にもよりますが、一般的に、以下の日数がかかると考えておきましょう。
リフォーム内容 | 工期の目安 |
キッチンのみの取り換え | 3日 |
キッチンとその周辺(床・壁の張替え)のリフォーム | 3日~5日 |
キッチンのレイアウトを変える | 10日~14日 |
キッチンリフォームの事例まとめ
食器や家電などモノが多く、洗う、加熱する、盛り付けるなどのさまざまな作業を行うキッチンは、リフォームの出来映えが、その後の暮らしの快適度を大きく左右します。
本記事を参考に、リフォーム前にしっかりとイメージをふくらませ、費用や工期などの基礎知識について押さえておきましょう。
また、コミュニケーションが取りやすく、安心して依頼できるリフォーム会社を選ぶことも、キッチンリフォームを成功させるための重要なポイントです。
当社では、キッチンを利用するお客様の姿を具体的にイメージできるよう、丁寧にヒアリングを行います。リフォームのイメージがかたまっていない場合は、「こうしたい」という要望よりも、「ここが困っている」という点をお話いただけると、キッチンリフォームの成功に近づけます。
キッチンリフォームの事例をもっと知りたい方は、こちらのページもチェックしてみてくださいね。
この記事のポイント | ・キッチンリフォームでは「キッチン周りの動線」を考える ・費用相場はリフォームの追求度によって異なり、 食器棚や内装を含める場合は150万ほどが一つの目安に |