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外壁・屋根リフォーム
雨、風、紫外線など過酷な条件から家族を守るため、毎日耐えている我が家の屋根と外壁。そのため、１０年に一度程度のお手入れが重要です。外装材は塗装や張替交換、カバー工事など様々な種類の工事があります。
住まいの印象がガラッと変わりますのでじっくり選んで決めていきたいですね。
住まいの一大メンテナンスですので、外装の工事は耐震補強や太陽光発電の工事と同時に行うこともよくあります。住まいの劣化や気になるところもチェックして進めていきたいですね。
リフォーム費用の目安
外壁塗装
リフォーム費用：90万～120万円
外壁塗装の目的は外壁材の保護です。外壁材の種類や現在の状態をきちんと把握して、耐久性などを見ながら適した塗料で施工していきます。一般的に耐用年数は８～１０年ですが、周辺の環境によっても変わりますのでしっかりとお打ち合わせを重ねてリフォームすることがお勧めです。
屋根塗装
リフォーム：80万～100万円
外壁に比べて高い耐久性が求められる塗料を使用します。また、遮熱性能のある塗料を使用することで屋根下のお部屋の空調の効果を良くすることも可能です。足場をかけて作業しますので外壁塗装と同時に計画する方が多いリフォームです。
屋根のカバー工法
リフォーム費用：120万～180万
スレート屋根の上にもう一層金属の屋根を重ねて施工する工事が一般的です。屋根の劣化が進み、塗装ができない場合にご提案させていただきます。
費用は塗替えに比べて高くなりますが、耐久年数が２０年以上の金属屋根になりますので、屋根のメンテナンスの回数を減らすことができますので長期的に見るとコストパフォーマンスの良いリフォームです。
リフォームを考えるときのポイント
壁を触ると白くなるけど大丈夫？
外壁の塗膜が劣化してくると現れるチョーキングという現象です。悪名高い訪問販売業者が「ほら白くなった」「このままじゃ危ないですよ」と不安をあおるときによく使います。家が建てばいずれ起こる現象であり、我が家だけに起こることではありません。チョーキングは建物からのメンテナンスのサインが出た、と考えることをお勧めします。ただし、劣化していることに間違いはありません。あまり放置してしまうと、雨漏をはじめとして建物にダメージを与えてしまうので、塗替え等を検討、ご相談をすることをお勧めします。１０年ごとが塗替えのタイミングと言えますので、前回の塗装または築後から経っている場合もご検討をお勧めします。
外壁の色は今の色と変えられるの？
できます。外壁を塗り替える場合は色を変えることができます。外壁塗装は「下塗り、中塗り、上塗り」の３回塗りが多く、元の色を透かすことなく塗り替えることが可能です。
また、濃い、鮮やかな色の塗装は色あせし易い特徴があります。チョーキングによって発生した白い粉目立ちやすいからです。ベージュやグレーといった淡い色の外壁が多いのは、そういった退色が目立ちにくいからといった理由もあります。
遮熱塗装は断熱リフォームの一部？
違います。お日様からのエネルギーを屋根に溜めさせない塗料が遮熱塗料です。屋根の表面温度が上がりにくくなるため、夏場極端に暑いお部屋がある場合に遮熱塗料を塗ることで一定の効果を得られる可能性があります。
また、冬のお日様からの日射も吸収しないため冬場の光熱費が上がる可能性があります。断熱リフォームは夏場・冬場の環境を改善するリフォームの総称です。遮熱塗装をするだけでは制御できない熱伝導、熱伝達も改善する工事なります。
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