玄関収納リフォームにかかる費用はどのくらい?選び方のコツも解説!
「収納が足らず、玄関が片付かない」というときに検討したいのが玄関収納リフォームです。具体的に進める前に、費用目安や工事内容が分かると安心ですよね。
この記事では、玄関収納リフォームの費用相場から、収納の種類や選ぶときのコツまでトータルに紹介します。ご家族でリフォームを検討する際などにお役立てください。
玄関収納をリフォームすると、玄関の印象も変わります!
玄関収納リフォームの種類と費用相場
さっそく、玄関収納リフォームの費用相場を見ていきましょう。
施工内容 | 玄関収納 (本体交換) |
費用相場(工事費込み) | 25~40万円 |
工事面積が幅1,650mm、高さ2,300mmの場合で、クロスの張り替えや、照明の交換等も含めた金額です。靴箱のグレードや施工内容にもよりますが、おおむね25〜40万円の範囲で行えます。
シューズインクローゼットなど間取り変更を伴う場合は、これ以上かかります。
玄関収納のタイプについても軽く知っておきましょう。主に以下の3つのタイプがあります。
【玄関収納の種類】
・カウンタータイプ
・フロートタイプ
・シューズインクローゼットなどの土間収納
カウンタータイプは腰くらいまでの高さの玄関収納で、収納上部のスペースに物をディスプレイすることができます。
フロートタイプは天井付近まで収納になっているものです。カウンタータイプより収納量は増えますが、圧迫感を感じることも。その場合は鏡を付けて空間を広く見せるなどの対策を行います。
シューズインクローゼットは部屋型の玄関収納で、土間収納とも呼ばれます。収納力は3つの中で断トツです。
リフォームでは、カウンタ―タイプからフロートタイプにリフォームされる方が多い印象です。
玄関収納リフォームの費用の内訳
玄関収納リフォームの費用内訳が分かると、工事のイメージもしやすくなりますよね。以下は、間取り変更のない場合の費用内訳です。
・既存の靴箱の撤去費用
・靴箱本体の費用
・壁の補強費用
・内装費用
新しい靴箱が綺麗に収まるように内装工事も行うため、収納が増えるだけでなく新しい空間に生まれ変わります。
近年は臭い対策として、専用の脱臭装置が付いた靴箱も登場しています。オプション料金となりますが、靴の臭いが気になる方は検討してみるといいでしょう。
リフォーム時に考えたい!玄関収納の選び方
パンフレットなどを見ると多種多様な玄関収納が掲載され、どれがいいのか迷ってしまうことも少なくありません。
ベストな玄関収納を選ぶためには、いくつか整理しておきたいことがあります。ここでは、リフォーム時に考えたいことを3つ紹介します。
・家族構成に合った収納スペースはどの程度か
・収納したいものは何か
・既存のスペースでデッドスペースになっている部分がないか
1つ目は、「収納スペースの適切な広さを知ること」です。玄関収納に限らず、一般的に収納が広くなると物も増えてしまいがち。家族の人数や構成に見合った広さを知り、それに応じた玄関収納を選ぶことが大切です。
大人の場合は、一人あたり10〜20足程度、小さいお子さんの場合は5足程度が目安です。ここに、ご家庭ごとで収納したいものを加え、必要な広さを考えてみましょう。
ブーツを沢山持っている場合は、その分を踏まえたスペースが必要です。
2つ目は、「何を収納したいか」です。靴や傘をはじめ、ゴルフバックやベビーカー、防災グッズなど、ご家庭ごとに収納したいアイテムは異なります。
高さや幅があるものが多ければ、土間収納を検討してみるのもおすすめです。費用や工期はかかりますが、日々の快適さはぐっと向上します。
3つ目は、「既存の靴箱のデッドスペースの確認」です。
お客様のお宅に伺うと、収納スペースを上手に使い切れていないケースもしばしば。デッドスペースをなくせば、リフォームの必要がない場合もあるのです。
小型の収納ラックなど、便利グッズを取り入れると効果的です。
同時に、要るもの・要らないものの取捨選択も行なっていきましょう。
玄関収納の選び方については、こちらのページでも詳しく紹介していますので、合わせてチェックしてみてくださいね。
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玄関収納リフォームの費用まとめ
玄関収納にかかる費用について紹介しました。玄関の広さやリフォームで解決したいことなどによって、選ぶ収納タイプや工事内容は変わってきます。
リフォーム会社の担当者とよく話しながら、最適な方法を見つけていきましょう。信頼できるパートナーを見つけることも、リフォームを成功させるコツです。
鈴与ホームパルは地域密着のリフォーム会社です。長くお付き合いできることを大切にしています。お客様のお悩みをうかがっていると、リフォーム以外で解決できると思うことがしばしばあります。そんなときは正直にその旨をお伝えし、お客様に判断を仰ぎます。
ご相談を受けたときは、自分の実家だったらどんな風に対応するだろう、そんなことを思いながらお話させていただいています。
例えば私の所属する藤枝店では、農家さんからリフォームの依頼をいただくことがあります。あるとき、「農具が増えて手狭になったから増築したい」というお客様がいらっしゃいました。
しかしお宅を拝見すると、農家さんらしく広々とした一軒家。一部屋片付けたら十分に収納スペースを作れます。持ち物を整理してみることをおすすめしたところ、お悩みは無事解決しました。
相談したから必ずリフォームしなければいけないということはありません。お困りごとがあったときは、ぜひお気軽にお声かけください。お客様にとって最適な方法を、お客様に寄り添ってご提案させていただきます。
この記事のポイント | ・玄関収納リフォームの費用相場は25~40万ほど ・玄関収納を選ぶときは、解決したい悩み事を考える |
画像引用元:2021 建材総合1 インテリア建材 ベリティス