YKKの玄関ドアにリフォーム!特徴や施工事例を解説
玄関ドアリフォームについて調べていると、「YKK AP」というメーカー名を見聞きすることがありますよね。YKK APは洗練されたデザインと高い品質で、リフォーム市場でも高い人気を誇る建築資材メーカーです。
そこで今回は、YKK APの玄関ドアの特徴やリフォーム例をご紹介します。記事を参考にしながら、リフォームのイメージを具現化していきましょう。
「顔認証キー」など先進技術の機能もご紹介します!
YKKの玄関ドアリフォームならドアリモ
玄関ドアの3大ブランドとして高いシェアを誇る、「YKK AP」「リクシル」「三協アルミ」。中でもYKK APは品質に定評があり、専門家からの支持も厚い玄関ドアメーカーです。
YKK APの玄関ドアの中で、リフォーム時に選ばれることの多いシリーズが「ドアリモ」。ドアリモはリフォーム用の玄関ドアとなり、壁を壊すことなく取り付けられる「カバー工法」が採用されているため、たった1日で玄関ドアを交換できます。
ドアリモ以外のシリーズを選ぶこともできますが、リフォームでは圧倒的にドアリモの人気が高いです。
当社でも、YKK APの玄関ドアを選ばれる方の約9割がドアリモを選択されています。
YKKの玄関ドアリフォームの特徴
それでは早速、YKK APの玄関ドアの特徴を見ていきましょう。と言っても、トップクラスのメーカーともなると基本の性能は他メーカーとそう違いはありません。
以下の記事でLIXILの玄関ドアの特徴をご紹介していますので、気になる方は併せてチェックしてみてください。
玄関ドアをリフォームしよう!リクシルの特徴や施工事例を解説>>
特徴①1日で施工が完了する
冒頭でご紹介したとおり、リフォームドアのドアリモは、カバー工法によって1日で施工を完了できます。
カバー工法とは、既存のドア枠を残して、その上に新しいドア枠を被せていく工事方法のこと。カバー工法に対応していない玄関ドアの場合は、壁や床の解体が必要になりますが、カバー工法であればサッシ工事のみでリフォームが可能になるのです。
工期や費用を抑えられるとともに、騒音や粉塵も最小限に抑えることができます。
ただし、ドア枠が二重になる分、間口が若干狭くなる点に注意しましょう。
特徴②アウトセットを使った引き戸リフォーム
開き戸から引き戸にリフォームする際は、戸を引き込むスペースの確保がネックになるもの。開き戸は扉を前後に動かして開け閉めするのに対し、引き戸は左右に戸をスライドさせるため、2枚分の間口が必要になるためです。
しかし、「アウトセット玄関引き戸」であれば、間口はそのままで引き戸へのリフォームが可能に。壁にレールを後付けすることで、壁を壊すことなく戸を引き込むことができます。
アウトセット玄関引き戸へのリフォームも1日で行えます!
特徴③顔認証を使った電子錠
YKK APでは2021年より、顔認証機能付き玄関ドアの販売を開始しています。リモコンキーあるいはスマホを携帯して、ドアに搭載されたカメラの前に立つだけで施解錠が可能です。
とくに両手がふさがっているときなどに、立つだけで施解錠できるのは大変魅力的です。
認証角度は70度と広角なので、お子さんから背の高い大人の方まで幅広くカバー。赤外線カメラなので、夜間もしっかり認識してくれます。
ドアリモにもオプションで設置することができますよ。
特徴④通風性が高い網戸が標準装備
扉と鍵を閉めたまま風を取り込むことができる通風ドアも人気です。通風用の窓を、内開きまたは上下にスライドさせて風を通します。
通風ドアには高性能な「クリアネット網戸」が標準装備されています。通常よりも細い糸を使うことで、通風性を高めるとともに、小さな虫の侵入もシャットアウト。ホコリもたまりにくいのでお掃除も簡単です。
空気がよどみがちな玄関も、通風ドアであればプライバシーとセキュリティを守りながら、風通しのよい空間にすることができますね。
ドアリモの通風ドアのデザインは12バリエーションと多彩。もちろん、クリアネット網戸も標準装備されています。
特徴⑤デザインが豊富な採光窓
自然光の入る明るい玄関にしたいときは、採光デザインのドアがおすすめです。ガラス窓の配置具合によって、光の入り方や量を調整できます。
ドアリモの場合、採光窓のデザインパターンは以下の6つです。
・上部採光(小)
・上部採光(大)
・小窓採光
・1スリット
・2スリット
・4スリット
上部採光とは、ドアの上部に大or小の窓を1つ付けるタイプです。一方、小窓採光は、複数の小さな窓を等間隔に空けて配置するタイプ。縦に長く入るスリットは、足元まで光を届けてくれます。
このほか、欄間や子扉からも光を取れることもできます。いろいろアレンジできるのが楽しいですね。
YKK APの玄関ドアについてもっと詳しく知りたい方は、メーカーのカタログをチェックしてみてください。
YKKの玄関ドアリフォームで選ばれることが多いオプション
標準装備でも十分な性能を備えているYKK APの玄関ドアですが、オプションを付けると、より高性能で自分らしいデザインに仕上がります。
当社のお客様が選ぶことの多いオプションは、「断熱」「取っ手」「電子錠」の3つ。ここでは、取っ手と電子錠の種類をご紹介します。
【取っ手の種類】
・ストレートハンドル
・洋風カーブハンドル
・ロートアイアン調ハンドル
・クラシックハンドル など
趣の異なる複数のタイプをラインナップしています。
【電子錠の種類】
・ピタットキー
・ポケットキー
・顔認証キー
ピタットキーは、タグキーをドアハンドルに近づけるだけで施解錠できるタイプ。ポケットキーは、リモコンキーを持っていればハンドルボタンを押すだけで施解錠できるタイプです。
このほか、玄関ドアと同じタグキーで解錠できる「宅配ボックス」もあります。
オプションの費用は、ハイグレード仕様のドアとして本体価格に含まれます。玄関ドアリフォームの費用については以下の記事でご紹介していますので、参考にしてみてください。
玄関ドアのリフォーム費用はどのくらい?ドアの選び方と事例も紹介!>>
玄関ドアリフォームに補助金は使える?補助金の種類と注意点>>
YKKの玄関ドアリフォームの施工事例
【After①】
【After②】
施工理由 | 車イスで暮らす祖父と同居するため |
施工内容 | 引き戸→YKK ドアリモの3枚引き戸に交換 |
費用 | 60万円程度 |
車イスを利用するおじいさんと同居することになったため、車イスでも通りやすい玄関にしたいというご要望でした。開口部を広く取れる3枚引き戸に交換し、欄間をなくして床から天井までをドアにすることで、開放感のある雰囲気に。
オプションで取っ手をレバーに変更し、モニター付きインターホンも設置。全体的に高級感と重厚感のある玄関に仕上がりました。
玄関の内側から見ても素敵な仕様です!
YKKの玄関ドアリフォームまとめ
デザイン性と機能性を併せもつYKK APの玄関ドアについて解説しました。住まいの印象を一変させることができる玄関ドアは、リフォームで得られる満足度が大きい分、選ぶドアや依頼する会社選びがポイントになります。
鈴与ホームパルでは、住まう方の暮らしに合った玄関ドアリフォームをご提案することはもちろん、リフォームのメリットだけでなくデメリットも正直にお伝えすることを大切にしています。分からないこと・不安に感じることがありましたら、遠慮せずにどんどんご相談くださいね。
この記事のポイント | ・YKK APのリフォーム用の玄関ドアはドアリモ ・顔認証の電子錠やアウトセットを使った引き戸リフォームなどが特徴 |